パソコンにデジカメデータを移すメリット
デジカメで毎日のように写真撮影をしていると、大量の写真データがSDカードなどに貯まります。SDの空き容量が無くなると、写真撮影がこれから出来なくなるので、撮りためたデータは消去したり、別の保存場所へ転送をしなければなりません。自宅にパソコンがあれば、そちらにデジカメデータが移動できます。多くのパソコンがSDカードに標準仕様で対応しています。
ノート型、デスクトップ型にかかわらず、本体にSDカードを挿入できるスロットがあれば、そちらへ挿し込むだけです。あとは画面の指示に従ってファイラーアプリを起動する等して、デジカメデータをパソコンの内臓HDDやSSDに移動すればOKです。パソコンの内蔵HDDは、500GBかから1TB、機種によっては2TBを超す事もあり、安心して高解像度の写真データを移せます。
パソコンで保存する上でのリスク
パソコンでデジカメデータを保存する上でのリスクですが、HDDやSSDにも寿命がある事を知っておかなければいけない点です。SDやフラッシュメモリーなどに比べてHDDやSSDの寿命は非常に長く、10年以上長持ちする事も多いです。しかし経年劣化は日々進んでおり、ある日突然データが呼び出せなくなったり、反対にデータの保存が正しく出来なくなる等のトラブルが起きます。 大切なデジカメデータは、パソコン本体に保存するだけではなく、クラウドストレージに預けたり、別のSDカードに保存したり、DVDに焼く等して、複数の保存先で管理しておきましょう。パソコンが不慮の事故で突然故障するリスクもありますので、一か所に大量のデータを保存するのではなく、最初から複数のパソコンや媒体に分散してデジカメデータを保存するのも、一つのリスクマネジメント方法です。